ダイエットには、血糖値のコントロールが必要。
だから、朝は肉食、夜は草食を2週間やってみた。
▼ 結論
断食などつらい食事制限をするくらいなら、
朝食をしっかり型に変更するのがダイエットや糖尿病に良いことがわかった。
そのことを、以下の通りご紹介しましょう。
▼ ダイエットと糖尿病の関係
ダイエットと糖尿病患者は密接な関係があるのはご存じですよね。
食事のあとに血糖値が高くなると、脂質を蓄えるだけではなく、
血管が劣化したホースのようになり、ちょっとした運動すらできなくなります。
▼ 糖質制限より新しい痩せ方
数年前から、糖質制限が注目されています。
アメリカのカリフォルニア大学が、全く新しい方法が発表されました。
▼ 試験の方法
糖尿病を罹患して8年以上経過している男性10人と女性10人をランダムに2グループに分けて、
1週間毎に交代で二つの試験ダイエットを行いました。
お薬は普通通り服薬し、安全性は担保しました。
①の試験は、
・朝食 : 約800Kcal
・昼食 : 約700Kcal
・夕食 : 約300Kcal
朝食を普段通り食べて、昼食・夕食と軽くしていく食事試験。
②の試験は、
・朝食 : 約300Kcal
・昼食 : 約700Kcal
・夕食 : 約800Kcal
ほぼ、普通通りの食事。
メニューは、パン2枚、牛乳・ツナ、卵サラダなど。
カロリーを少なくする場合は、
ささみ肉、チーズにサラダ、コーヒー。
試験者は、前段で食事指導を受けてから、自宅や職場でそれぞれの試験を行いました。
7日目に入院して、朝食前と各食後に検査を実施しました。
さらに1週間をおいて、①と②の試験を交換するという試験を行いました。
▼ 試験結果
結果は、①の試験で、食後の血糖値が20%低下しました。
逆に、②の試験中は、インスリンが上昇した。
▼ つまり
昼食は、両方の試験であるにも関わらず、②の試験で、血糖値の上昇率は平均23%抑制された。
つまり、3食のきんと食事をとることは重要で、
特に、朝食を高く、夕食を低いカロリーにすると、終日、食後の血糖値の上昇が抑えられることがわかった。
さらには、食後の血糖値の上下幅が大きければ大きいほど、循環器や血管へのダメージが
大きいことが判明した。
▼ だから
断食などつらい食事制限をするくらいなら、
朝食をしっかり型に変更するのがダイエットや糖尿病に良い。
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実践編
朝食がっつりダイエット、苦しまずに1年で9.7キロ!
(58kg⇒48.3kg)
私は、若いころから自分の体型が嫌い嫌いで、いつも痩せたい痩せたいと思っていました。
母や父、そして母方の祖母も肥満体形で「遺伝」とあきらめていました。
しかも、痩せるための努力が大嫌いで、好きなものを食べたい。
苦痛な運動は大嫌い!という、わがままなお姫様的な女の子でした。
本気で痩せようと思ったきっかけは、憧れる人を見つけたからです。
男性ではありません。
職場の2つ上の先輩で、バリバリのキャリアウーマン的でありながら
仕事が早くて、優しくて思いやりがあって、同性・異性関係なく好かれる先輩でした。
私が言うのもおこがましいのですが、美人では無いのですが、
にじみ出るオーラが”きれい”と思わせる先輩でした。
とうぜん、体形もスマートでお洋服もさりげなくおしゃれで
ユニクロを着ても、オートクチュールのように着こなしてしまう先輩でした。
聞けば、学生時代はストレスで80kg近くあったとのこと。
写真を見せられてびっくり。
あの先輩の様になりたい!
ようやく、22歳で本格的にダイエットを始めることにしました。
でも、生粋のぐーたら。
過度なダイエットは、無理。
1か月くらいは、ネットで自分にあったダイエット法が無いか
友人からの誘いもお断りして、研究しました。
そこで見つけたのが
がっつりブレックファースト作戦
低血圧で、朝からがっつりなんて
絶対できないと思っていた私も、
作戦を始めて、4日で朝の低血圧が弱くなっているのを感じられました。
それでは、私の作戦をご紹介します。
がっつりブレックファースト作戦
その1 心構え
① 1週間で結果を出そうとは考えない。1か月から半年、そして1年と長期的なスパンで考える。
② 過度なダイエットはしない。
③ 達成したら何をしたいのか、カラーでイメージする。
私は、前段で説明した通り、
・好きなものはすぐに食べる。
・運動などの苦痛は嫌い。
・飽きやすい。
・誘惑は肯定する。
と自分の弱点を列挙しては、自分に負けないようにしました。
また、頼み込んで先輩を待ち受けにして、
毎日、目標を確認するようにしました。
その2 目標
・1か月=1kg
・6か月=5kg
・1年 =10kg
1か月で1kgの減量です。
水分を摂らないなどしたら、瞬間的には1kgなんて減量できます。
わたしの目標は、達成したら25日から翌月5日まで、
「安定して体重が減った状態」にして、リバウンドが無いことを
確認しながら進めることにしました。
その3 戦略と挑戦
まずは、戦略です。
・夕飯を朝食にする。
・夕飯には、ダイエットシェイクで補う。
・20時以降は、絶対に食べない。
という戦略を立てました。
▼ 余談1
なんで、夕食っておいしそうなんだろ。
最初の1週間は、普段以上にそう感じてしまうし、家族が食べている音。
「むしゃむしゃ」「もりもり」「ばくばく」こんな擬音が現実のものとして聞こえる。
そんな、幻聴との闘いでもありました。(おおげさ)
▼ 余談2
最初の10日間は、夜中にお腹が空いて空いて苦しかった。
吉野家の牛丼の夢を2回見て、私は潜在的に牛丼が好きなんだと
認識したくらいです。