究極の糖質制限、糖質ゼロダイエット!!
食事の三大栄養素は、どのように分解・合成(代謝)するのでしょうか。
炭水化物 →エネルギー
脂質 →エネルギー (脂肪として貯留)
たんぱく質 →筋肉など肉体をつくる
▼ 脂質
皮下脂肪や内臓脂肪をイメージして「アンチ」とみなされそうですが
脂質は、人体を構成する細胞の膜や、ステロイドホルモン等様々な
生体活性物質の基になるものなのです。
▼ 炭水化物
「糖質」と「食物繊維」に分類されます。
糖質は、体の燃料として使われ、1g当たり約4kcalに相当します。
食物繊維は、食物に含まれる消化の難しい成分で、
穀物、海藻、豆、きのこ、野菜、果実などに豊富に含まれています。
消化が難しく摂取できるエネルギーは少ないことから、「便通を良くする」目的で
摂取することが望ましいとされてきました。
● 食物繊維のさらなるメリット
1) メタボになりにくい
2) 糖尿病をコントロールできる。
3) 悪玉コレステロールが下がる。
※ 食物繊維の摂取方法については、コチラをご覧ください。
▼ 糖質が脂肪になるワケ。
炭水化物は、ブドウ糖に分解されて血糖が上昇します。
それを感知した膵臓は、「インスリン」というホルモンを体内に放出します。
インスリンによってブドウ糖になり、エネルギーになります。
余ったブドウ糖は、「グリコーゲン」や「中性脂肪」に変化します。
1) グリコーゲン
肝臓や筋肉に貯蔵
2) 中性脂肪
脂肪組織に貯蔵
炭水化物を食べると脂肪ができてしまいます。
▼▼ 糖質を全く取らなかったら?
最近、「糖質制限」を守り、炭水化物を仮想敵国化している人がいます。
糖質を「ゼロ」にしたら??
人間の脳は、ブドウ糖しか栄養素として利用できません。
ブドウ糖が体内で合成できないとすると、脳は飢餓状態になります。
ブドウ糖が体内からなくなってしまった場合、
筋肉のたんぱく質などを分解。
ブドウ糖を作り出す「糖新生」というルートができます。
糖質制限を徹底する人は、「糖新生があるから糖質はまったく取らなくても大丈夫」と主張します。
糖新生は、人体にとって緊急事態の回避策であり、常態化が身体に良いわけがないことを理解してください。